前に書いた記事の続きでもある。
面のマージを覚えよう!

ポリサーフェスのフィレットをするときは、必ず面の綺麗さに注意しなくてはいけない。
面が汚い状態でやると、面が壊れる可能性がある。

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簡単な例をあげよう。
2つの直方体をくっつけて、1つのポリサーフェスにしている。

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フィレット[FilletEdge]を実行する。

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ここのエッジにフィレットをしてみる。

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はい、面が壊れました。
なぜ壊れたのかというと、上面と下面を構成している面が1枚ではなく2枚のサーフェスからできているためである。

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すべての面をマージ[MergeAllFaces]を実行する。
詳しい使い方は面のマージを覚えよう!を参照ください。

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先ほどのフィレットする前の、オブジェクトを対象に、マージを実行する。

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その後、フィレットを実行。
今度は綺麗にフィレットができた!

面のマージは重要である。
Rhinocerosは面の汚さをとことん嫌うため、こちらが注意して綺麗にしていく必要がある。 

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