F10とF11はショートカットキーです。
中身は、制御点表示と制御点非表示のコマンドです。

Rhinoでモデリングする場合、必須といっていい機能です。
曲線やサーフェスの制御点を表示するときに使います。

まずは曲線の例から


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3つの曲線(直線に見える線も曲線と呼んじゃいます)を用意

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曲線を選択し、F10を押します。

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そうすると、選択していた曲線の制御点が表示されます。

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表示された制御点を移動させることで、曲線の編集ができます。

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そしてF11を押すと、制御点非表示になります。

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真ん中の曲線を選択し、F10を押して制御点を表示してみます。
なんと制御点が10個あります。
制御点を表示していなければわからないことでしたね。

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自由曲線の制御点を表示すると、こんな感じ。
こちらも制御点を選択し、ガムボール等で移動をすると、曲線の編集ができます。
また制御点を削除することもできます。

次はサーフェスの例


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このようなサーフェスを準備。
サーフェスを選択し、F10を押してみる。

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そうすると、サーフェスの制御点が表示されます。
ちなみに、この制御点は普通に選択しDeleteを押しても削除できません。

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制御点を動かすと、サーフェスもそれに追従して変形します。
このようにサーフェスをつくってから、制御点表示し形状を整えるやり方もあります。 

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